空に輝く星たちを写真で撮ってみたい!と思ったことはありませんか?
星の光はものすごく小さいので、スマホではなかなか撮ることがむずかしいですよね。
iPhone13 Proや14 Proであれば撮れるみたいですが、僕は未だに10なので試せないのが残念。笑
でも一眼を使えば、簡単な設定をしてあげるだけで誰でも意外と簡単に撮ることができます。
天の川とかもう最高にロマンチックだよね〜
- 行く前にやっておくこと(場所と日時選び)
- 必要な持ち物を3選
- カメラの設定
- あると便利なもの
行く前にやっておくこと
場所選び
余計な光がまわりにあると星がきれいに撮れないので、基本的には街灯や車のあかりがない暗い場所がおすすめです。
全国に星空撮影のスポットがあるので、自分の身近なところから選んでみましょう。
その前に練習したいんだが…
そんな人は、車通りが少ない暗い場所があれば練習はできます!
僕は自分ちの庭で夜な夜な試し撮りしていました笑 田舎最高!
星空撮影に適した日
月が出ない新月の夜がおすすめです。理由は場所選びと同じで明るい物があると星がきれいに写らないからです。
月って思ったよりも明るいんですよね。新月の日の前後2日くらいが狙い目です。
新月の日は月齢カレンダーで調べることができます。
私が参考にしているサイトはこちら
必要な持ち物 3選
1. 三脚
シャッタースピード長く設定する必要があるので、三脚は必須です。
何秒も手持ちでブレずに動きを止めるなんて人間には不可能ですよね笑
種類はなんでも大丈夫ですが、あまりにも安いものはガタがあったり、剛性がなかったりします。
これからも長く使える1万円くらいのちょっと造りがしっかりしたものがおすすめです。参考に私が使っている三脚を紹介しますね。
値段も15000円くらいで買えて剛性があり、ロースタイルに対応しています。収納がコンパクトなところが気に入っています。素材はアルミなので、重さはカーボン製に比べると少し劣ります。
三脚を新調しました!
\私が買ったのは星撮影を重視して買ったのがこちら!/
\使い方別のおすすめはこちら!/
三脚はレンズと同じように種類が多くて、性能や材質によって値段もピンキリです。
一生買い替えない気で買うならこちらをどうぞ。Youtuberフォトグラファーのゆ〜とびさんのおすすめです。
2. カメラ
カメラはマニュアルモードがあってシャッタースピードやISO感度が設定できる機種ならなんでも大丈夫です。
広角レンズを主に使いますので、センサーサイズの関係で焦点距離が1.5倍されてしまうAPS-Cよりは、フルサイズの一眼か、ミラーレスをおすすめします。
3. 明るめの広角レンズ
F値については、レンズに書いてある数字が小さければ小さいほど明るいレンズと呼ばれ、光をより多く取り込むことができます。
キットレンズを使っている人でも最小値がF4以下であればなんとか撮れるので安心してください。
できればF1.4は欲しいところです。
広角レンズとは、画角(撮れる範囲)が広いレンズのことを言い、
具体的には 焦点距離35mm以下が広角レンズと呼ばれる部類になります。
おすすめの焦点距離は20〜24mmです。
自分のカメラのセンサーサイズに合わせてレンズを選んでくださいね。
換算表はこちら↓
星空撮影に最高のレンズはこちら!F1.4でとても明るいし、焦点距離は20mmでドンピシャです。
こちらはSonyのミラーレスの Eマウント用です。このコンセプトのEFマウント出ないかな…
フルサイズの方は標準レンズの広角側でも十分使えますので、まずはここから試すのがおすすめですね。
私もついにこのレンズを買ったので今から撮りに行くのが楽しみです!
カメラの設定
ここが難しいと感じてしまうところですが、実は簡単です。
まずは撮影モードをマニュアルモードにして、一個ずつ設定していきましょう。
ここでは まずはここから!という基本を紹介します。
とりあえず撮ってみてからの微調整は、お使いのカメラやレンズによって変わるので、現場でいろいろ試してみてくださいね。
1. 絞り
基本設定:使うレンズの一番小さい数字
レンズの横を見るとレンズの最小のF値が分かります。
そもそも、F値って何??って方はこちらをどうぞ!
2. ISO感度
基本設定:ISO1600
ISOの設定はカメラの能力や周りの明るさ(光害)にもよりますが、とりあえずISO1600から試してみてくだしさい。
周囲が明るすぎて白くなりすぎてしまう場合は少し下げたて調整しましょう。
ISOってなに? いそ?って方はこちらの記事をご覧ください。
3. シャッタースピード
基本設定:15秒
15秒の理由は、星を点で捉えるためと一般的には言われています。
その理由は、地球は回っているから。
三脚に固定して長い時間シャッターを開けながら撮影する場合、地球の自転の影響で星が線になってしまうんですよね。
赤道儀という道具を使えば地球の自転と合わせて動くいてくれるので長時間の撮影が可能です!
シャッタースピードについては詳細はこちら↓
4. 撮り方
天の川を真ん中に入れる定番の構図がおすすめです。
周りの風景も副題として入れてあげると更に良い写真になると思います。
ファインダーではなく液晶画面を使ってください。
虫メガネボタンを押して画面を拡大して、レンズのフォーカスリングを使ってピントを合わせます。
左側がピントを合わせる前で、右のよう星の光が一番小さい時がピントが合った状態です。
シャッターを切る瞬間にブレる可能性があるので、セルフタイマーを2秒に設定します。
あとはただ待つだけです笑
あると便利なもの
正直無くてもいいけど、あると便利なアイテムを3つ紹介します。
赤いヘッドライト 代用:スマホのライト
真っ暗な中で手元を照らしたりするときに、白い光のライトだと眩しすぎるんですよね。
登山用のヘッドライトは大抵この機能がありますのでぜひ活用しましょう!
白も赤も点灯出来るライトを持っていると撮影スポットまで行く道も照らせるのでおすすめ!
レリーズ 代用:セルフタイマーまたはスマホ連携で操作
シャッターを遠隔操作できるスイッチです。
僕の場合は、セルフタイマーを使って対応していますが、持っている人は使った方が便利ですね。
最近のカメラはスマホに接続してシャッターボタンを操作できるので、正直いらないと思います。
レンズヒーター
レンズに巻いて、レンズを温めるアイテムです。
真冬のような気温が低いときに撮影に行く時は、レンズの表面に結露してしまい写真がぼやけてしまいます。
代用にホッカイロは?と思いましたが、動かないレンズに対してはあまり効果がないようで、
ネットで検索すると、自作したり、ハンドウォーマーを使ったり、皆さん試行錯誤しているようですね。
調べた中で良いと思ったものを紹介します。約2000円と、思ったよりも安いので次の冬前には買ってみようと思います。
まとめ
今回は、星空撮影をはじめてみたい初心者の方向けに必要な物やカメラの設定を紹介しました。
必要なもの
- 三脚
- なんでも大丈夫!でも、ちょっと造りがしっかりしたものがおすすめ
- カメラ
- マニュアルで設定が出来る一眼かミラーレス一眼
- 明るい広角レンズ
- F2.8以下で、焦点距離 35mm以下 できれば20〜24mm前後
基本のカメラ設定
- 絞り
- レンズの一番小さい値(F4以下、できればF2.8以下)
- ISO
- 1600からスタート。暗すぎる場合は3200まで上げる
- シャッタースピード
- 15秒
星空撮影は、人の目では捉えきれない小さな光を集めて一つの写真にします。
カメラでしか出来ないことですので、写真の魅力の一つですね。
マニュアルモードを使うので難しく感じるかも知れませんが、設定をこの通りにすれば簡単に撮れます。
試したことのない方も、この設定を参考にしてぜひ試してみてくださいね。
カメラも明るい広角レンズも持ってない!という方はレンタルがおすすめです。
レンタルなら高くて買えないようなカメラ本体やレンズが安く使うことができますよ。
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