シャッタースピードってどうやって調整するの?どうゆう時に調整しなきゃいけないの?と悩んでいませんか?

何やら難しいですよね…



適当にやったら画像が真っ黒になったんだが…
この記事では一眼の3大設定のひとつ、シャッタースピードについて分かりやすく解説します。
個人的には、簡単そうで難しい設定のひとつですね。
昔、夜景を撮りたくて適当に調べた程度の知識で無謀にも挑戦し、真っ白な写真や、真っ黒な写真を大量に生み出した経験があります笑
普段の撮影ではあまり気にしなくても良いのですが、例えばシャッタースピードを調整しないと撮れない写真を撮りに行く時に何も知らないと、撮りたかった写真が撮れなくなってしまいます。
この記事で調整が必要な場面と目安、方法をしっかり覚えてしまいましょう!
シャッタースピードとは
レンズとセンサーの間にシャッター(窓のようなもの)があります。
シャッターが開く→光が入る→光がセンサーに当たる、そして、その光を写しとることで写真になるんですね〜
このシャッターが開いてから閉じるまでの時間をシャッタースピードといいます。
シャッタースピードを変えるとこんなことが起こります。
速くする | 遅くする |
---|---|
ブレない 暗くなる | ブレる 明るくなる |
シャッタースピードを調整する場面と目安
シャッタースピード優先やMモード以外ではブレないようにカメラ側で設定してくれます。
でも、基本の考え方を知ることでその設定が正しいか、もしくは調整が必要かが分かります。


ブレない基本の考え方 シャッタースピード = 1/レンズの焦点距離
例えば、50mmのレンズを使っている場合は、シャッタースピードが1/50以上であれば手持ち撮影でもブレない写真が撮れる、ということになります。
絞りやISOと深く関係してくるため組み合わせた設定の仕方はまた別の機会にまとめたいと思います。
ここでは、シャッタースピードを調整せざるを得ない状況と目安をご紹介します。
①動いているものをピタッと止めたい 1/500〜1/1000秒
ほとんどの動くものが止まって写るスピードです。子供の運動会や、ペットなどの撮影で躍動感を出したいときに使用します。鉄道や飛行機なども、これくらいの設定で綺麗に撮影することができます。




②背景が流れる『流し撮り』をしたい 1/8〜1秒
被写体を追うようにシャッターを切ることで、被写体はブレずに周りが流れるように写ります。このスピードでは、滝の水の動きを滑らかに表現したり、車のライトを線にしたりと幻想的な写真が撮れるスピードになります。



手ブレするのでカメラを固定するための三脚は必須!


③星空を撮りたい 8〜30秒
蛍や夜景、星空など、小さな光でも時間で光を集めて一つの写真にします。


まとめ
今回はシャッタースピードの基本の考え方と場面ごとの目安を紹介しました。
- ブレない基本の考え方 シャッタースピード = 1/レンズの焦点距離
- 動いているものをピタッと止めたい 1/500〜1/1000秒
- 背景が流れる『流し撮り』をしたい 1/8〜1秒
- 星空を撮りたい 8〜30秒
いずれの場面も、他の設定と同時に考えて決める必要がありますが、普段の撮影ではカメラ側が最適なシャッタースピードを設定してくれるのであまり気にしなくても大丈夫です。
変えたらどうなるのか?をまずは知っていることが大きな一歩です。
表現を変えたい時にはぜひ調整して色々と試してみてくださいね!
では!
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