マクロレンズは普通のレンズでは撮れないような写真や人の目では見れない世界を撮ることが出来るので、一個は持っていたいレンズですよね!
でも、欲しいけどどんなレンズが自分に合っているのか分からない…と悩んでいませんか?
実は、

近寄って小さいものを撮るんだから焦点距離が近いレンズが良い!
…というわけでもないんですよね。
この記事では、あなたにカメラボディや目的に合ったマクロレンズの選び方とCanonのおすすめレンズを紹介します!
- マクロレンズの選び方
- 自分に合ったレンズ



結論:35㎜換算で100㎜前後の中望遠マクロレンズがおすすめ!
被写体別 焦点距離の選び方
標準域のおすすめ被写体


標準域のレンズで撮りやすい被写体は、食べ物やアクセサリーのように動かないものです。
被写体に近づいて撮影することが多いので、生き物だと逃げてしまいますよね。
- 食べ物
- アクセサリー
- 小物、雑貨
中望遠域のおすすめ被写体


標準域と同じようにアクセサリーなどの雑貨はもちろん、被写体から距離を取れるので、近くまで行けない花壇の花や動きの遅い昆虫なんかも撮りやすい焦点距離です。
また、被写体と適度な距離を保てる中望遠はポートレートでも使いやすい焦点距離です。中望遠のボケ感を活かしてマクロ撮影の他にポートレートにも最適です。
- アクセサリー、雑貨など
- 花
- ポートレート
望遠域のおすすめ被写体


被写体から距離を取る必要がある昆虫が主な被写体です。
- 昆虫
- 動物園の動物(通常の望遠レンズでも代用可能)
最短焦点距離と最大撮影倍率
最大撮影倍率
レンズには最大撮影倍率というモノが決められていて、この最大撮影倍率の数値によって被写体をどれだけの大きさで、撮影出来るかが変わります。
最大撮影倍率とは、『イメージセンサー上に投影される被写体の大きさ/被写体の実際の大きさ』を比率で表したものです。マクロレンズは最大撮影倍率が大きくなるように設計されています。
例えば、
最大撮影倍率0.25倍のレンズでは、実物の4分の1の大きさに写ります。


それに対してマクロレンズのように、最大撮影倍率1.0倍のレンズでは、実物と同じ大きさに写ります。


最短焦点距離


最短撮影距離とは被写体からイメージセンサー面までの距離です。
この距離が小さいと、被写体に近づいて撮影が出来ます。
最短撮影距離0.3m/最大撮影倍率0.21倍の標準ズームレンズの場合、望遠側にして近寄っても下の写真まで。撮れる写真も下記のような大きさが精一杯です。




ですがマクロレンズは、ここまで近寄って撮ることが出来ます。




マウント別 おすすめレンズ
センサーのサイズによって、レンズの焦点距離と実際の画角が変わります。
35㎜換算で自分に合った焦点距離を選んでください。



35㎜換算って何???というからはこちらの記事に換算表がありますので、ぜひ参考にしてくださいね


マイクロフォーサーズ機 EF-Mマウント用
APS-C一眼レフ機 EF-Sマウント用
フルサイズ一眼レフ機 EFマウント用
フルサイズミラーレス一眼レフ機 RFマウント用
まとめ
今回は、レンズの選び方とCanonのおすすめレンズをマウント別に紹介しました。
あなたに合ったレンズが見つかったことでしょう!
ちなみに僕は『EF100mm F2.8L マクロ IS USM』を愛用しています。
作例付きでレビューした記事もありますので、気になる方はこちらをご覧ください!


EF100mm F2.8L マクロ IS USMは今でも現役のレンズです。
マウントアダプターを使えばミラーレスのボディにも問題なく使うことができますので、ちょっと値段が…という方は、中古で比較的安く手に入るEF100mm F2.8L マクロ IS USMを購入するのもおすすめです!
コメント