春になり花が咲く頃になると大活躍するレンズ『マクロレンズ』
小さいものを大きく映すことが出来るのが最大の魅力ですが、それだけではありません。
今回は僕が使っている『EF 100mm F2.8L マクロ IS USM』について、作例を交えながらマクロレンズの魅力と共に特徴や使い方を紹介します。
- マクロレンズとは
- どんなものが撮れるのか
- メリットデメリット
- こんな人におすすめ

結論:EFマウントの人はもちろん、ミラーレスのRFマウントの人にもおすすめ!
マクロレンズとは
マクロレンズとは、主に花や昆虫などの撮影時に使うレンズで、一般のレンズと違い、近距離で撮影が出来るように最短撮影距離が近く設計されています。 ほとんどのマクロレンズは被写体と同じ大きさの撮影が可能で、センサー上に実物大(1倍)に写ります。



最短撮影距離とか、等倍でセンサーに映せるとかややこしい話はこちらの記事でイラスト付きで解説していますので、ぜひご覧くださいね!


レンズの詳細


外観


レンズ本体の長さは123mmなので、普段付けている標準ズームレンズと比べると少し長い印象です。
持った時の重さは、レンズ径67mm単焦点のおかげか見た目よりも軽くて取り回しも良い感じ。


レンズフードを付けるとかなり長くなります笑
被写体に近づきすぎると当たる可能性があるので注意が必要です。
三脚座が着けれる溝がありますが、レンズに付属してくるわけではないので追加で購入する必要があります。6D MarkⅡとの組み合わせでは今のところ必要性は感じていませんが、ボディとのバランスによっては付けた方がいい場合もあります。
仕様
最短撮影距離:0.3m
被写体からボディ内のセンサー面までの距離


最大撮影倍率:1.0倍
『イメージセンサー上に投影される被写体の大きさ/被写体の実際の大きさ』を比率で表したもの


作例レビュー
マクロ撮影


春の定番のチューリップを撮ってみました。
望遠を利用して、前ボケや後ボケがきれいに入れることがで100mmのメリットですね。


チューリップの花の下側のラインの合わせて撮ってみました。
マクロレンズでF2.8だと被写界深度(ピントが合う前後方向の範囲)が浅いのでF値を絞って撮ったほうが良いですね。



まだまだ未熟だね!
物撮り


フィルムカメラのKONICA C35を撮ってみました。
このサイズの物を室内で撮ろうと思うと、だいぶ距離を取る必要がありますが細部までよく表現出来ていると思います。


物撮りは基本的にF4~8くらいに絞り気味で撮ることが多いです。
ポートレート


100mmの中望遠なので、被写体とコミュニケーションは取れるけど近すぎない程良い距離が保てて良いですね。


F2.8と100mm望遠の効果でよくボケます。ポートレート用に85mmか135mmの単焦点を買おうか悩んでいましたが、このレンズで十分でした。
メリット・デメリット
EF 100mm F2.8L マクロ IS USMのメリット
- 作例で紹介したように、マクロ撮影からポートレートまでなんでも使える
- 単焦点なので軽い
- Lレンズの高い描写力
- ミラーレス用のRFレンズに比べて価格が安い
EF 100mm F2.8L マクロ IS USMのデメリット


デメリットと言うほどじゃないかもしれませんが、強いて言うなら..
.レンズ径がΦ67でレンズフードが長いので、レンズフードを付けたままレンズキャップを着けることができません。



レンズフードを外せばいいだけじゃん笑
まとめ
今回は僕が使っている『EF 100mm F2.8L マクロ IS USM』について、作例を交えながらマクロレンズの魅力と共に特徴や使い方を紹介しました。
- 小さいもの(花、水滴、昆虫など)が大きく撮れる
- 実はポートレートにも最適
- RFマウントのミラーレス一眼にもマウントアダプターを使えば問題なく使える
このレンズはCanonの最上級であるLレンズのため、描写やボケ味は本当に素晴らしいレンズです。
マクロレンズは普段とはまた違った世界が見ることが出来ますので、一つ持っておくと表現の幅が広がって楽しみが増えると思います。
また、マクロレンズを使うおすすめ被写体の花や植物には、季節感があるので写真が趣味のあなたには本当におすすめのレンズです。
ぜひマクロレンズを持って各地のお花畑に撮影に行きましょう!
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